おさなな 真冬・柊・玄純・由紀舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着
『映画 ギヴン 海へ』の、おさなな 真冬・柊・玄純・由紀舞台挨拶が実施された。
前日に行われた、生コメンタリー上映舞台挨拶に続き、大勢のファンが駆けつけた中、
矢野奨吾、今井文也、坂 泰斗、そして『ギヴン』シリーズの舞台挨拶初参加となる、由紀役の新 祐樹が登壇。
劇中の“おさなな”が勢揃いした舞台挨拶がスタートした。
冒頭のあいさつでは、
矢野が「本日はお越しいただきありがとうございます。今日は新くんがいるので…よろしくお願いいたします」と話し、
続けて今井も「今日は新さんがいますので!よろしくお願いいたします」、更に坂も
「皆さん、なんとですよ?なんとですよ??今日は新さんがいるんですよ!このメンバーでこの場に立てる事、嬉しく感じています。よろしくお願いいたします」と、
初登壇となる新を大歓迎の様子。
新は「これまでも、皆さんはこういった舞台挨拶にたくさん登壇されているんですもんね?
今日は、満を持して、僕、登場しました!(笑)色々な話が出来ればいいなと思っていますのでよろしくお願いいたします」と応えた。
公開から2か月経ち、シリーズ最高興行収入を記録していることについてMCから伝えられると、
矢野は「お手紙やXのポストも拝見させていただくのですが、皆さんの(映画への)評価も軒並み高くて。
昨日の生コメンタリー上映舞台挨拶や、今日のおさなな舞台挨拶も『配信は無いですか』という書き込みもあって…。
それだけ『ギヴン』という作品が愛されていること、実感しています」とファンへの感謝を言葉にした。
続けて、MCが舞台挨拶に初登壇となる新に今の気持ちを問うと、
新は「もう、めちゃくちゃ緊張しています。由紀自体が作品の中で多く描かれているわけではないですし、
どこまでお話が出来るかなと思っていますが、まずは『ギヴン』シリーズに携われたことが嬉しい」と答え、それに坂が
「由紀は、この作品の“核”なのかなと思うんです。新さんと一緒にアフレコをさせていただいたのですが、ほぼ1回でOKなんです。
解像度というか、透明感というか…(アフレコ時に)後ろから見ていて、ひとつひとつの言葉に重みがあって」
とアフレコ時のエピソードを投げかけ、新も
「“魅力的な男”という設定だったので、登場シーンが多くない中で、“どれくらい魅力的に演じられるか”がポイントだったと思います。
作品を読ませていただき、キーパーソンだと思いましたし、由紀の自然体なところや意識していないところ、
魅力がにじみ出るところは演じる時にとても苦労しました」と重ねた。
続けて矢野が、「由紀は、カリスマ性があって男性から見てもかっこいい男」と述べ、
「由紀のお母さんが言っていたように、チキンレースで死んでしまうタイプ…
“死”というものに対して、違う感覚があったのか、繊細だったのかなと思いました」と自身の考えを話すと、
新は「本当に、由紀自身は“死のうと思っていたのか?”と考えていたこともあって。どこまで本気だったのかなって…。
カップ麺の描写で、その次の日のことも考えていながら、無鉄砲さがあって…」と話した。
由紀に対しての話が進む中で、今井がふいに「話を聞いていたら、ブルーになってきちゃいました」と切り出しながら、
「『ギヴン』シリーズの収録時の、マイク前にいる新さんの姿、覚えてます。(スタジオ内の)どこの場所に居たかまで。
『ギヴン』は、呼吸感がドラマっぽい呼吸というか、生っぽさを大事にしていると感じることが多くて。
新さんの芝居が、生々しくてその場に“いる”じゃんって、感じてました。
収録ブースの外とかで話す時は本当に、いいお兄さんなんですけど…(笑)。マイク前に立つと変わる。由紀ってこういう事かと思いました」
と由紀に対してのそれぞれの思いが語られた。
MCから楽曲「海へ」に関して、最初に聞いた際にどのように思ったか問われると、新は
「心に刺さりましたね。めちゃくちゃ刺さった。由紀が遺したものを見事に作り上げてくれた、思いをそのまま受け止めてくれたんだなって。
(由紀も)作ってくれた人たちに『ありがとう』って思うんじゃないかな。真冬に対しては、『ごめんね』って思うんじゃないかな」と楽曲への想いを言葉にした。
実際に「海へ」を歌唱した今井もこの質問に「難しいですね…。言語化が難しいです。
でもしっくりハマるものがあったのは確かで、収録に挑む前もあったんです。
毎回、舞台挨拶やインタビューで『「海へ」の収録はどうでしたか?』と言われると言葉に詰まるんです。凄かったんですよ、初めて聞いた時から。
柊が横になりながらデモを聞いて、涙しながら理解するシーンが描かれていたと思うんですけど、本当にあれが起きた感じです。
自分も普通に部屋で一人、聴き入ってました。『あ…あぁ~』って」と自身の想いを客席に届けた。
次に「冬のはなし」を聞いた感想に話が及ぶと、今井は
「ライブのコラボで、(矢野・今井・センチミリメンタル温詞の)3人で『冬のはなし』を歌ったんですけど、刺さるものがあって、
凄く感情が入る歌になっていました」とライブイベントの感想も交えてコメント。
新も「最初聞いた時に、どれだけ由紀の事を真冬が愛していたのか伝わった気がしました。より強く感じたんですよね、
呼びかけ、問いかけというか、もがいているのを感じて。『海へ』『冬のはなし』両方ともうるっときました」と感想を寄せた。
話は変わり、TVアニメ9話のアフレコ時のエピソードについて。
矢野が「初めて9話で掛け合いをしましたよね」と新に語り掛けると、
「すごく緊張していたけど、キーパーソンですし魅力的な男に見せなくちゃいけない。その中でも“くしゃみ”の演技を特に気を付けていて。
それは由紀がくしゃみすら平然とするタイプというか…。そういう一挙手一投足が魅力的に見えるような人。
そういうところに気を付けて、最終的にはリアルなくしゃみになるように演じました」と当時を振り返った。
そんな新に、矢野から「新くんが演じる由紀のお芝居は、心地よかった」という想いが伝えられると、
「僕、矢野くんに『由紀が新くんで良かった』って言ってもらったの、覚えてます」と重ね、
その話を聞いた今井と坂は羨ましそうに「僕達も言ってほしい!」とリクエストするなど、和やかなトークが進んだ。
そして、名残惜しい中で最後の挨拶の時間に。
新は「改めて、由紀としてこの作品に携われたこと、感謝しています。
今回の『映画 ギヴン 海へ』で由紀、真冬は救われたのかなと思っています。
真冬が乗り越えなくてはいけない壁を作ったのも由紀ですけど、それを乗り越えさせたのも由紀の遺したものなのかなって。
携われて最高でした。ありがとうございました」と感謝を伝えると、
坂も「この4人でこの舞台挨拶に立てているということが、凄く感じ入るものがあります。
幸せな空気感を共有できてうれしかったです」と同じく、客席に喜びを伝えた。
一方、昨日の生コメンタリー上映舞台挨拶でも“『ギヴン』ロス”を訴えていた今井は
「シリーズ最高興行収入なんですよね!?まだもうちょっとみんなで集まれる機会が欲しいです…。
また、こうして集まれる機会を!と強く思ってますので、宜しくお願いいたします」と呼びかけ、会場からは大きな拍手が起こった。
そして、最後に矢野の挨拶。
「まずは、本日はご来場ありがとうございます。2日連続で舞台挨拶を実施してもらえるという事、かみしめています。
皆さんにも大切な人というのがいて、家族でも友人でも、本当に大切な存在がいなくなるって、どういうことなのか。
経験されている方もいるかもしれないですが、僕も実際にそういうことがあって…。
その時は、死に目に会えなくて。会えていたら伝えたいことはたくさんあって」
ここまで話すと、その目からは涙が。
会場でも目頭を押さえる人、涙を浮かべる人も見られる中、矢野が続けて
「“ありがとう”と“ごめんね”を伝えたかったなと思って…。真冬も似た感覚があったと。
本人には届けられないけど、歌詞に、メロディーに乗せて少しでも伝わるんじゃないかなって思っていたと思うんです。
真冬が『冬のはなし』に救われたように僕も救われました。一旦、アニメ『ギヴン』は原作と共に完結しますが、
楽曲は歌い続けていけたらと思います。本日はありがとうございました」と時に涙をこらえるような姿で語りかけ、
それを共に登壇する今井・坂・新が支えると、
会場からはその様子に大きな拍手が起こり、スクリーン全体が感動に包まれる中、舞台挨拶は終了した。
前日に行われた、生コメンタリー上映舞台挨拶に続き、大勢のファンが駆けつけた中、
矢野奨吾、今井文也、坂 泰斗、そして『ギヴン』シリーズの舞台挨拶初参加となる、由紀役の新 祐樹が登壇。
劇中の“おさなな”が勢揃いした舞台挨拶がスタートした。
冒頭のあいさつでは、
矢野が「本日はお越しいただきありがとうございます。今日は新くんがいるので…よろしくお願いいたします」と話し、
続けて今井も「今日は新さんがいますので!よろしくお願いいたします」、更に坂も
「皆さん、なんとですよ?なんとですよ??今日は新さんがいるんですよ!このメンバーでこの場に立てる事、嬉しく感じています。よろしくお願いいたします」と、
初登壇となる新を大歓迎の様子。
新は「これまでも、皆さんはこういった舞台挨拶にたくさん登壇されているんですもんね?
今日は、満を持して、僕、登場しました!(笑)色々な話が出来ればいいなと思っていますのでよろしくお願いいたします」と応えた。
公開から2か月経ち、シリーズ最高興行収入を記録していることについてMCから伝えられると、
矢野は「お手紙やXのポストも拝見させていただくのですが、皆さんの(映画への)評価も軒並み高くて。
昨日の生コメンタリー上映舞台挨拶や、今日のおさなな舞台挨拶も『配信は無いですか』という書き込みもあって…。
それだけ『ギヴン』という作品が愛されていること、実感しています」とファンへの感謝を言葉にした。
続けて、MCが舞台挨拶に初登壇となる新に今の気持ちを問うと、
新は「もう、めちゃくちゃ緊張しています。由紀自体が作品の中で多く描かれているわけではないですし、
どこまでお話が出来るかなと思っていますが、まずは『ギヴン』シリーズに携われたことが嬉しい」と答え、それに坂が
「由紀は、この作品の“核”なのかなと思うんです。新さんと一緒にアフレコをさせていただいたのですが、ほぼ1回でOKなんです。
解像度というか、透明感というか…(アフレコ時に)後ろから見ていて、ひとつひとつの言葉に重みがあって」
とアフレコ時のエピソードを投げかけ、新も
「“魅力的な男”という設定だったので、登場シーンが多くない中で、“どれくらい魅力的に演じられるか”がポイントだったと思います。
作品を読ませていただき、キーパーソンだと思いましたし、由紀の自然体なところや意識していないところ、
魅力がにじみ出るところは演じる時にとても苦労しました」と重ねた。
続けて矢野が、「由紀は、カリスマ性があって男性から見てもかっこいい男」と述べ、
「由紀のお母さんが言っていたように、チキンレースで死んでしまうタイプ…
“死”というものに対して、違う感覚があったのか、繊細だったのかなと思いました」と自身の考えを話すと、
新は「本当に、由紀自身は“死のうと思っていたのか?”と考えていたこともあって。どこまで本気だったのかなって…。
カップ麺の描写で、その次の日のことも考えていながら、無鉄砲さがあって…」と話した。
由紀に対しての話が進む中で、今井がふいに「話を聞いていたら、ブルーになってきちゃいました」と切り出しながら、
「『ギヴン』シリーズの収録時の、マイク前にいる新さんの姿、覚えてます。(スタジオ内の)どこの場所に居たかまで。
『ギヴン』は、呼吸感がドラマっぽい呼吸というか、生っぽさを大事にしていると感じることが多くて。
新さんの芝居が、生々しくてその場に“いる”じゃんって、感じてました。
収録ブースの外とかで話す時は本当に、いいお兄さんなんですけど…(笑)。マイク前に立つと変わる。由紀ってこういう事かと思いました」
と由紀に対してのそれぞれの思いが語られた。
MCから楽曲「海へ」に関して、最初に聞いた際にどのように思ったか問われると、新は
「心に刺さりましたね。めちゃくちゃ刺さった。由紀が遺したものを見事に作り上げてくれた、思いをそのまま受け止めてくれたんだなって。
(由紀も)作ってくれた人たちに『ありがとう』って思うんじゃないかな。真冬に対しては、『ごめんね』って思うんじゃないかな」と楽曲への想いを言葉にした。
実際に「海へ」を歌唱した今井もこの質問に「難しいですね…。言語化が難しいです。
でもしっくりハマるものがあったのは確かで、収録に挑む前もあったんです。
毎回、舞台挨拶やインタビューで『「海へ」の収録はどうでしたか?』と言われると言葉に詰まるんです。凄かったんですよ、初めて聞いた時から。
柊が横になりながらデモを聞いて、涙しながら理解するシーンが描かれていたと思うんですけど、本当にあれが起きた感じです。
自分も普通に部屋で一人、聴き入ってました。『あ…あぁ~』って」と自身の想いを客席に届けた。
次に「冬のはなし」を聞いた感想に話が及ぶと、今井は
「ライブのコラボで、(矢野・今井・センチミリメンタル温詞の)3人で『冬のはなし』を歌ったんですけど、刺さるものがあって、
凄く感情が入る歌になっていました」とライブイベントの感想も交えてコメント。
新も「最初聞いた時に、どれだけ由紀の事を真冬が愛していたのか伝わった気がしました。より強く感じたんですよね、
呼びかけ、問いかけというか、もがいているのを感じて。『海へ』『冬のはなし』両方ともうるっときました」と感想を寄せた。
話は変わり、TVアニメ9話のアフレコ時のエピソードについて。
矢野が「初めて9話で掛け合いをしましたよね」と新に語り掛けると、
「すごく緊張していたけど、キーパーソンですし魅力的な男に見せなくちゃいけない。その中でも“くしゃみ”の演技を特に気を付けていて。
それは由紀がくしゃみすら平然とするタイプというか…。そういう一挙手一投足が魅力的に見えるような人。
そういうところに気を付けて、最終的にはリアルなくしゃみになるように演じました」と当時を振り返った。
そんな新に、矢野から「新くんが演じる由紀のお芝居は、心地よかった」という想いが伝えられると、
「僕、矢野くんに『由紀が新くんで良かった』って言ってもらったの、覚えてます」と重ね、
その話を聞いた今井と坂は羨ましそうに「僕達も言ってほしい!」とリクエストするなど、和やかなトークが進んだ。
そして、名残惜しい中で最後の挨拶の時間に。
新は「改めて、由紀としてこの作品に携われたこと、感謝しています。
今回の『映画 ギヴン 海へ』で由紀、真冬は救われたのかなと思っています。
真冬が乗り越えなくてはいけない壁を作ったのも由紀ですけど、それを乗り越えさせたのも由紀の遺したものなのかなって。
携われて最高でした。ありがとうございました」と感謝を伝えると、
坂も「この4人でこの舞台挨拶に立てているということが、凄く感じ入るものがあります。
幸せな空気感を共有できてうれしかったです」と同じく、客席に喜びを伝えた。
一方、昨日の生コメンタリー上映舞台挨拶でも“『ギヴン』ロス”を訴えていた今井は
「シリーズ最高興行収入なんですよね!?まだもうちょっとみんなで集まれる機会が欲しいです…。
また、こうして集まれる機会を!と強く思ってますので、宜しくお願いいたします」と呼びかけ、会場からは大きな拍手が起こった。
そして、最後に矢野の挨拶。
「まずは、本日はご来場ありがとうございます。2日連続で舞台挨拶を実施してもらえるという事、かみしめています。
皆さんにも大切な人というのがいて、家族でも友人でも、本当に大切な存在がいなくなるって、どういうことなのか。
経験されている方もいるかもしれないですが、僕も実際にそういうことがあって…。
その時は、死に目に会えなくて。会えていたら伝えたいことはたくさんあって」
ここまで話すと、その目からは涙が。
会場でも目頭を押さえる人、涙を浮かべる人も見られる中、矢野が続けて
「“ありがとう”と“ごめんね”を伝えたかったなと思って…。真冬も似た感覚があったと。
本人には届けられないけど、歌詞に、メロディーに乗せて少しでも伝わるんじゃないかなって思っていたと思うんです。
真冬が『冬のはなし』に救われたように僕も救われました。一旦、アニメ『ギヴン』は原作と共に完結しますが、
楽曲は歌い続けていけたらと思います。本日はありがとうございました」と時に涙をこらえるような姿で語りかけ、
それを共に登壇する今井・坂・新が支えると、
会場からはその様子に大きな拍手が起こり、スクリーン全体が感動に包まれる中、舞台挨拶は終了した。