劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)

『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』Blu-ray&DVD発売記念特別上映会実施レポート

1985年に北条司が『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始し、単行本の累計発行部数は5,000万部を超えた「シティーハンター」。
劇場版アニメ最新作『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』(配給:アニプレックス)は、昨年9月8日(金)に全国公開し、初週3日間(9月8~10日)で週末ランキング1位を獲得!
興行収入10億を超える大ヒットとなった。
そして本日7月31日(水)に本作のBlu-ray&DVDが発売。
新宿バルト9にて冴羽獠役の神谷明ら豪華キャスト陣が登壇しBlu-ray&DVD発売記念特別上映会舞台挨拶が実施された。



大きな歓声の中、冴羽獠役の神谷明、野上冴子役の一龍齋春水、海原神役の堀内賢雄が登壇。
冒頭のあいさつでは神谷が冴羽獠のセリフを披露。続く一龍齋も野上冴子のキャラクターボイスで、作品の地である新宿に来れて嬉しいと心境を伝えると、堀内も海原神のキャラクターボイスで各席に向けて挨拶を行い、和やかな雰囲気で舞台挨拶がスタートした。

まずは自身の演じたキャラクターについての話を振られると、神谷は自身の役を振れ幅の大きい楽しい役だと話したうえで、今回も大いに大きく振れて楽しんで演じることができたと言い、後半はシリアスな展開で難しかったが、最初から最後まで演じることができてよかったと述べた。


堀内は、台本を受け取ってまず初めに海原にどのくらいセリフがあるのかを確認したそうで、重要なところで出てくる役どころだということに、自身にとって正念場がやってきたと感じたと当時の心境を告白。さらにセリフが少ないということは、その少ない中にキャラクターの人生を感じさせなければいけないといい、とても緊張したと明かした。


堀内の後に収録を行ったため海原の声を聴きながらアフレコに挑んだと言う神谷は、海原の声に対し、なんて憎たらしい声なんだと絶賛し、堀内もその言葉に嬉しそうな顔を見せた。


一龍齋も堀内と同様に、どのくらいのセリフがあるのか、どのキャラクターと会話をするのかをまず確認したと言う。特に印象に残っているのは下山田の名前を発見したときだったそうで、また会えるという喜びを感じたと話した。


すると神谷は、冴子がエンジェルダストの説明をする長いセリフが自分じゃなくて良かったとほっとしたと明かした。またアンジーとの戦いの場面では、堀内も一龍齋もシーンの長さに驚いたそうだったが、神谷は声の長さを保つよりも戦いのテンションを保つ方が難しかったと当時を思い返してた。
そして、アンジーを演じる沢城みゆきの演技にも絶賛し、沢城のアフレコ姿の方が印象的。それを皆さんにも見ていただきたいと客席に呼びかけていた。

話題は本日発売されたBlu-ray&DVDについてへ。
Blu-ray&DVD完全生産限定版のディスクにサインを入れるために工場を訪れた神谷は、銀のマジックでサインを入れたが、間違えられなくて緊張したと振り返った。
今回のBlu-ray&DVD BOXは、表面が獠、裏は海原が描かれており、中面でも海原をフィーチャーしたデザインとなっている。
現物を見た堀内は、自身が演じたキャラクターが大きく描かれていることに、身が引き締まる思いだと述べた。さらに、なかに梱包されている特典には、本作の台本もあるそうで、こちらはキャスト・スタッフの誰も持っていないBlu-ray&DVDのために作られた完成台本とのことだ。

そして舞台挨拶は終盤へ。最後の挨拶で神谷は、約一年、本作のキャンペーンを行ってきてこんなに長く作品に関われたことが本当に嬉しいと心境を伝えた。
最後には「もっこり!ありがとうございました!」と獠の持ち前のセリフで感謝を述べ、大きな拍手の中、舞台挨拶は幕を閉じた。

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